●貢献度
01. 概要
02. 固有値の一覧表
03. サンプル
04. おまけ
05. 疑問点
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01. 概要
貢献度は、以下の計算式から求める事ができる。
・貢献度
●条件分岐
・在庫補正レベルが 0 以上の場合 ⇒ 計算式A(貢献度プラスの計算)
・在庫補正レベルが 0 未満の場合 ⇒ 計算式B(貢献度マイナスの計算)
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●計算式A
貢献度 = ((固有値 * 在庫補正レベル * 街状態ボーナス) + 名産品補正 * IF(在庫補正レベル>0;1;0)) * 持込数 + 割増率
【特徴】
・固有値は、交易品毎に設定されている固有値。
・固有値が 0 の交易品も存在する(*1)。
・在庫補正レベルは、交換レートの在庫量による補正を参照。
・名産品補正は、通常の交易と同じく距離の概念が存在する。
・名産品補正は、街状態ボーナスの影響を受けない。
・名産品補正は、在庫補正レベルが 1 以上の時に発生する。
・街状態ボーナスは、ボーナスが発生する交易品種の場合は 2.0、それ以外は 1.0 の倍率。
(*1)固有値が 0 の場合、名産品補正のみとなる。
通常の交易品の場合は補正値 0.02 のみ。(例:陸稲など)
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●計算式B
貢献度 = (持込数 + 現在の持込在庫量(%)* 70000 - 在庫量による変動幅 * 10 * 70000) / 50
【特徴】
・交易品毎の固有値は関係ない(固有値0.00でも貢献度は下がる)
・交易品毎の名産品補正は関係ない
・街状態は、在庫量による変動幅にのみ影響する。
・在庫補正レベル0の範囲を超えてから過剰分50個(実数の在庫量)毎に貢献度は -1 される
・貢献度のマイナスは持込分を加算してから決定する
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【注意点】
1度に貰える貢献度の上限は、5000 まで。
下限については-1330(理論上)。
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02. 名産品補正
名産品には、距離に応じたボーナスが発生する。
ボーナスの値は、以下の表の通り。
・名産品補正
交易品種別 | 補正値 | 備考 |
通常品 | 0.02 | 名産品でないもの |
北欧 | 0.48 | |
ドイツ | 0.48 | |
ネーデルランド | 0.48 | |
ブリテン島 | 0.48 | |
フランス北部 | 0.45 | |
イベリア | 0.39 | |
イタリア・南仏 | 0.45 | |
バルカン | 0.45 | |
トルコ | 0.45 | |
近東 | 0.45 | |
北アフリカ | 0.30 | |
西アフリカ | 0.20 | |
東アフリカ | 0.16 | |
アラブ | 0.16 | |
ペルシャ | 0.16 | |
インド | 0.14 | |
インドシナ | 0.10 | |
東南アジア | 0.10 | |
オセアニア | 0.10 | |
カリブ | 0.24 | |
北米 | 0.22 | |
中南米東岸 | 0.22 | |
中南米西岸 | 0.22 | |
東アジア | 0.04 | 南蛮品(第二交易品を含む) |
※このサイトのすべてのレート表は、名産品補正を加えた値となっている。
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03. サンプル
○サンプル1
台湾でのバナナの貢献度は、以下の式で求められる。
【条件】
バナナの台湾での固有値は 3
名産品補正は、0.10(東南アジア)
在庫補正レベルは 8 (持込在庫量の目安: 8.000%〜12.000%)
街状態は通常
持込数は100個
【結果】
貢献度 = ((0.03 * 8 * 1.0) + 0.10) * 100
貢献度 = (0.24 + 0.10) * 100
貢献度 = 34
もし在庫補正レベルが 9 だった場合は、+3 されて 34 + 3 = 37 となる。(比例関係のため)
ちなみに、同じバナナでも日本での固有値は 0 。
この場合、日本では名産品補正の分しか貢献度を獲得できない。
○サンプル2
日本でのリンゴ酢の貢献度は、以下の式で求められる。
貢献度 = ((0.02 * 在庫補正レベル * 街状態ボーナス) + 0.45) * 持込数
【条件】
リンゴ酢の日本での固有値は 2
名産品補正は、0.45(フランス北部)
在庫補正レベルは 10 (持込在庫量の目安: 0.000%〜4.000%)
街状態は冷害(調味料でボーナス)
持込数は200個
【結果】
貢献度 = ((0.02 * 10 * 2.0) + 0.45) * 200
貢献度 = (0.40 + 0.45) * 200
貢献度 = 170
このような計算で、貢献度は決定している。
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04. おまけ
貢献度は、交換レートに直結しています。
そのため、出来る限り貢献度が高いモノを持ち込むのがベストです。
ただし、意外な落とし穴が2つあるので注意が必要です。
1. 固有値と名産品補正
織物のタフタとベルベットでは、
在庫補正レベルによって逆転現象が発生します。
タフタはペルシャの名産品で、名産品補正は 0.16 です。
一方のベルベットはイタリア・南仏の名産品で、名産品補正は 0.45 です。
ベルベットの場合、
固有値はタフタに劣りますが名産品補正はタフタよりも高いです。
つまり、持込在庫レベルによって逆転現象が発生します。
・在庫補正レベル毎による交易品1個あたりの貢献度(タフタ VS ベルベット)
在庫補正レベル |
タフタ |
ベルベット |
備考 |
10 | 1.46 | 1.35 | タフタ優勢! |
9 | 1.33 | 1.26 | |
8 | 1.20 | 1.17 | |
7 | 1.07 | 1.08 | ベルベットが逆転! |
6 | 0.94 | 0.99 | |
5 | 0.81 | 0.90 | |
4 | 0.68 | 0.81 | |
3 | 0.55 | 0.72 | |
2 | 0.42 | 0.63 | |
1 | 0.29 | 0.54 | |
2. 街状態ボーナス
もう1つの落とし穴は、街状態ボーナスです。
名産品補正は、遠ければ遠いほど強力になります。
しかしながら、名産品補正は街状態の影響を受けないという特徴があります。
つまり、先のサンプルで紹介していますが、
リンゴ酢などのケースでは、名産品補正が大きいため、貢献度が高いと錯覚を起こします。
街状態ボーナスが発生しても、あまり交換レートは上昇しないケースが存在するのです。
街状態ボーナスは固有値に対してのみ有効なので、固有値が低ければ恩恵も少ないのです。
ただ単純に 「うひょー これ交換レート(貢献度)高いw」 というモノを持ち込んだら、
(´・ω・`)・・・アレ?
という事もあります(笑)
街状態ボーナスを意識した場合、なるべく「固有値が高い交易品」を選びましょう。
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