●南蛮貿易で儲ける(最終章)
01. 近距離編
02. 中距離編
03. 長距離編
04. 総論
【前提条件】
・南蛮優遇取引がついた船
・全ての南蛮港が開放されている
・・・ってか。
最終章から読み始めた奴、挙手。
考察とか南蛮回しの項を読んで出直してこいwww
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01. 近距離編
まず南蛮貿易で儲けを出すためには、どの交易品を持ち出すかを考える。
インドシナ・東南アジアを往復する場合、以下の交易品が高値で売れる。
国 | インドシナ | 東南アジア | 南蛮品 | 在庫状況 |
日本 | | ○ | そば | × |
日本 | ○ | ○ | 醤油 | × |
日本 | ○ | | イノシシ | × |
日本 | ○ | | ナス | × |
日本 | ○ | ○ | 紫水晶 | × |
台湾 | ○ | | 沙茶醤 | × |
台湾 | ○ | ○ | スイギュウ | ◎ |
台湾 | | ○ | 鹿皮 | ◎ |
朝鮮 | ○ | ○ | チャムタシマ | ◎ |
朝鮮 | ○ | | 虎皮 | ◎ |
朝鮮 | | ○ | サンショウ | × |
華南 | ○ | | スターアニス | × |
上記の中で、在庫量が多いのは ◎ で表している。
現在のところ、短距離は台湾と朝鮮しか選択肢はない。
台湾と比べて、朝鮮は少しばかり時間が掛かるため、
選択肢から除外すると台湾一択となる。
スイギュウと鹿皮だが、この2つは安平で取り扱っている。
そこで、次に、持ち込む交易品を考えてみる。
・選択肢1 マニラorブルネイから銅鉱石
・選択肢2 マニラから真珠
・選択肢3 マニラからパチュリ
・選択肢4 クチンから硫黄
・選択肢5 アンボイナからマンゴー
上記の選択肢でも、街状態と在庫状態で十分な利益を上げる事が出来る。
しかしながら、上記選択肢は、すでに既知の方法であり、
すぐに在庫が増えて旨くなくなる。
# 主流となったのは、マニラから銅鉱石を運んで、
# 安平でスイギュウと交換して、またマニラに戻って売る方法。
# C2の相場が高騰した原因でもある。
上記の選択肢は「他の人もすぐに思いついて実行する」「すでに知られている美味しい話」であるため、
他人と同じ事をしては、在庫もすぐダブついてしまう。
そこで1度だけ手を加えて、人よりも多く利益を上げる方法を考えてみる。
例えば、直接交換するのではなく、1回だけ他国で南蛮貿易を実行してから、
交換した交易品を台湾に持っていく方法がある。
インドシナ・東南アジアに台湾の次に近いところと言えば、華南である。
例えば、台湾で交換レートの高い華南の交易品としては、以下の4種類である。
・唐錦
・雲南銀
・青竜刀
・単眼銃
残念ながら、上記の交易品は、安平に持っていくのは難しい。
・唐錦 → 安平でダブついている事がある
・雲南銀 → 華南で在庫が少ない
・青竜刀 → 華南で在庫が少ない
・単眼銃 → 安平でダブついている
そのため、上記以外となると第二交易品に着目する。
安平に比較的近いのは、澳門と泉州である。
澳門 → 羅漢果(調味料)
泉州 → 湖筆 (工芸品)
調味料と工芸品のため、どちらも安平でダブつく事はまれである。
また、第二交易品であるため、交換レートも大いに期待できる。
【サンプル体験談】
1. 銅鉱石1800個を安平に運ぶ → 最初はスイギュウ1000頭と交換。
2. マニラに戻って、スイギュウを売る。(約15Mの利益)
3. 銅鉱石1800個を安平に運ぶ → 最初はスイギュウ 800頭と交換。(200頭も減ってる!)
4. マニラに戻って、スイギュウを売る。(約12Mの利益)
5. 銅鉱石1800個を安平に運ぶ → 最初はスイギュウ 600頭と交換。(更に200頭も減ってる!)
6. マニラに戻って、スイギュウを売る。(約 9Mの利益)
7. このままではマズいと思い、銅鉱石1800個を泉州に運ぶ。 → 湖筆900個と交換。
8. 安平に行って、スイギュウ 990頭と交換。
9. マニラに戻って、スイギュウを売る。(約15Mの利益)
と、このように旨みが無くなって来たら、方法を変える、というのが有効である。
時間にして、マニラ往復では銅鉱石を購入する時間も込みで、1周12〜13分くらいである。
澳門・泉州を挟む場合、大体1周20分くらいである。
次に、澳門・泉州に何を運ぶか、であるが。
これは逆引きレーティングを参照するべし。
【結論】
銅鉱石など、現在の主流となる持ち込み品で、
安平(台湾)からスイギュウ・鹿皮を持ち出す量が少なかったら、
一度、華南(澳門・泉州)で第二交易品に換えてから、安平に持ち込む方法もある。
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02. 中距離編
中距離においては、どこまでを中距離とするかは人によって異なる。
ここでは、中距離は、
・オセアニア(グアム)
・インド
・南米北西岸(ヒバオア)
の3つとする。
中距離の交換方法も、近距離と変わらないが、
海域が広くなる分、持ち込める交易品の種類の幅が広がるのが強みか。
▼オセアニア
まずオセアニア(グアム)だが、こちらは高値で売れる交易品の価格は、
全て近距離の東南アジア・インドシナと変わらない。
また、往復する場合においても、グアムからはサンゴ程度しか持ち込めるものがない。
そのため、オセアニアで中距離をするよりは、近距離の方が効率が良いため除外する。
ちなみに、オセアニアでは以下のモノが高く売れる。
国 | オセアニア | 南蛮品 | 在庫状況 |
日本 | ○ | イグサ | ◎ |
台湾 | ○ | カラスミ | ◎ |
台湾 | ○ | 藤 | × |
朝鮮 | ○ | 朝鮮人参 | ◎ |
朝鮮 | ○ | 虎目石 | × |
朝鮮 | ○ | 揚州栗 | ◎ |
華南 | ○ | 赤銅鉱 | × |
▼インド
インド圏では、高いものは、今まで25〜26Kくらいで売れる。
ただし、華南の第二交易品は、更に高く売れたりする(大体、35〜36K)。
国 | インド | 南蛮品 | 在庫状況 |
日本 | ○ | 青苧 | ◎ |
日本 | ○ | クチナシ | × |
日本 | ○ | 紫水晶 | × |
台湾 | ○ | ボレイ | × |
朝鮮 | ○ | ショロウ | × |
朝鮮 | ○ | 紫根 | × |
華南 | ○ | チンダルレ | × |
華南 | ○ | 中国書物 | ◎ |
華南 | ○ | 中国書画 | ◎ |
華南 | ◎ | 羅漢果 | ◎ |
華南 | ◎ | 古墨 | ◎ |
特に、澳門の調味料である羅漢果は燃えないので、火災などを気にしなくて良いのが強み。
▼南米北西岸
実は、ヒバオアが南米北西岸だったりする。
実は、直線航路のため、楽だったりする。
ヒバオアでは、以下の交易品が高く売れる。
大体、39〜42Kで売る事が出来る。
国 | 南米北西岸 | 南蛮品 | 在庫状況 |
日本 | ○ | 白磁鉱石 | × |
台湾 | ○ | 藤細工 | × |
台湾 | ○ | 金針花 | ◎ |
朝鮮 | ○ | 百年草 | ◎ |
華南 | ○ | ロカオ | × |
華南 | ○ | 冬虫夏草 | × |
上記の内、お勧めは金針花。
ヒバオアは、嗜好品に暴落耐性があるため、火災に注意しながら運ぶと良い。
・・・ってか、ヒバオアが欲しいなぁ。
【結論】
中距離も、近距離と変わらない。
ただし、距離が増える分、できるだけ多くの交易品を積むのが重要。
距離が遠い分、移動時間によって在庫状況が変動する点に注意する事。
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03. 遠距離編
※※※ 南蛮品を持ち出すのに、船倉に隙間ができる人へ ※※※
遠距離の場合、主に「どのようにして船倉を満載にするか」という点を重点的に述べる。
今回、持ち出す交易品は泉州の湖筆(工芸品)とする。
※湖筆は、イベリア半島で100%で約62000ドルで売れる。
遠距離の場合、特に難しい事はない。
近距離編でも述べたが、南蛮回しをする事で、有利に増やす事が出来る。
<2011/11/05 追記>
2011年07月12日のアップデートにより取引回数に制約ができました。
5回以内に交換する必要性があります。
例えば、泉州では工芸品以外の在庫は基本的に少ない。
そのため何を持っていっても、大抵は良い交換レートになるハズである。
# 不景気で、在庫がダブついている場合を除く。
【サンプル体験談】
船倉:1800
1. 泉州の在庫を確認。特にダブついているものなし。
2. ルンから白檀(香料)を1750個持って、堺へ行く。
3. 堺では、狭織1200個と日本刀1100個の交換で迷う。
→日本刀1100個に交換する。
4. このままではマズいので、朝鮮の武具の在庫を確認する。
5. 釜山の在庫が底に近かったので、釜山に直行。
→ 72/50の最大交換レート。(南蛮品単発のMAX)
→ 釜山で百年草1584個と交換。
6. おっしゃ!、というワケで泉州に突撃。
→ 60/50の最大交換レート。(第二交易品の単発のMAX)
→ 1800個と交換。(計算上、最大1900個と交換可能)
と、このように。
在庫確認と南蛮回しをすれば、船倉を満載にする事も容易である。
最初に持ち込む交易品では、どうしても等価交換は難しい場面が多い。
※平日の昼間で、街状態と持ち込み品がマッチすれば話は別。
なるべく余裕を持って、大量に交換できるようにすれば、
船倉に隙間が出来るどころか、オーバーして捨てる事も多々ある。
※ってか、邪魔になってハセガワさんは何度も捨てています。
【結論】
遠距離は、最終的に一発で交換できるように、
コレだ、という交易品(第二交易品がベスト)を持ち込んで交換する。
第二交易品も南蛮回しをする事で、出来るだけ多く用意しておくと良い。
多少、手間は掛かるが、南蛮コンボのボーナスを使えば、より確実である。
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04. 総論
南蛮貿易は「在庫確認が命」です。
ダブついているところに交易品を持っていっても、美味しくありません。
いくら第二交易品が全港に対して強力な交換レートであったとしても、
在庫状態が15〜20%くらいあると一気にインパクトは無くなります。
20/50 とか 25/50 とかザラにあります。
※実は、通常交易品と同じレートなのです。
また「人と違う事をするのが成功への近道」です。
南蛮回しをする上で、数多くの南蛮交易品と第二交易品を扱えるように、
全ての南蛮港を開放しておくのがベストです。
切れるカードは多ければ多いほど良いのです。
南蛮回しは、最初は難しいと感じると思いますが、何事も経験が重要です。
例1)朝鮮の初期は地獄。次に繋がる南蛮品が無い。
例2)第二交易品を意気揚々と持っていったら、交換レート低っ!
例3)単眼銃と銅手銃を間違えた!
その内、在庫の目安や何を何処に持っていこうか、といった事が分かってきます。
街状態を見た瞬間に
「疫病 =イモキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!」とか
「造船特需=硫黄キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!」とか
「干ばつ =白檀キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!」とか
判断できるようになります。
別段、南蛮貿易に固執する必要はありませんが、
「金が無くなった!金欠だ!金欠だ!」という時に、
金策の1つとして、すぐに着手できるような「知識」と「経験」は
備えておいて損は無いと思います。